学び直しをためらう気持ち
「今さら勉強しても」「若い人にはかなわない」——50代で学び直しを考えると、こんな気持ちがよぎります。ですが、数字を見ると、その遠慮は少しもったいないかもしれません。
50代の「4割」がすでに動いている
ある調査では、リスキリング(学び直し)に取り組んでいる人の割合は、20〜30代が57%なのに対し、50代で43%でした。60代の31%と比べれば、50代はまだまだ多数派に近い水準です。「周りはやっていない」というのは、実は思い込みなのです。
しかも、取り組んだ人の効果として最も多かったのが「スキルアップした」(43%)。続いて「仕事のモチベーションが上がった」(31%)、「仕事の幅が広がった」(29%)と、前向きな変化が並びます。
何を学べばいいか
学ぶ分野の人気は、語学(38%)、プログラミングなどIT(27%)、マネジメント(25%)、会計・簿記(25%)、AI・機械学習(24%)と続きます。
大切なのは、流行だけで選ばないことです。50代には、これまでの仕事で培った経験や人脈という、若い人にはない土台があります。その土台に「新しいスキルを一枚のせる」発想が効きます。たとえば、長年の実務経験にAIツールの使い方を足す、接客経験にSNSの知識を足す——この掛け算が、あなたならではの強みになります。
続けるコツは「仲間」
学び直しでいちばん難しいのは、続けることです。ここで効くのが、同世代の学び仲間の存在です。ひとりだと三日坊主になりがちでも、情報交換や励まし合いができる仲間がいると、継続率が高まることがわかっています。オンライン講座のコミュニティや地域の講座など、緩やかにつながれる場を選ぶとよいでしょう。
まとめ
50代の学び直しは、遅いどころか「経験という武器を持った学び」です。まずは月に一冊の読書や、興味のある無料講座から。小さな一歩でも、半年後には「仕事の幅が広がった」側に立っているかもしれません。
※本記事は一般的な情報であり、資格取得やキャリアの成果を保証するものではありません。


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